宮津エコツアー · アジサイ!(初夏の里山ガイドウオーク23)

アジサイ!(初夏の里山ガイドウオーク23)

2013/05/11

「アジサイが多いですね」。とお客さん

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確かに。世屋の里 アジサイ持たぬ 家はなし」といった風情です。それにしても、手入れする人がいなくなって、伸張しています。

どこにでもあるアジサイなので、ええ、とうけるしかありません。

ところが、お客さん。

「これを使っておられたんですか、ここでは」、

「え?」 ついていけません!

「火起こし、昔は錐で揉み込むようにして火をおこしたでしょ」

ええ、そうでしたよね。、、、、、それにしても、ますますついていけません。

「錐の先、アジサイをつかうんですよ、檜の穴に弓のようにしてきりきりやって、火が付きやすいのがアジサイなんです」。

つまり、火起こし用の軸木にアジサイがうえてあるのかという質問でした。

アジサイにはそんな由緒があるのですって(^.^)

念のために、確かめてみました。マッチの歴史を1827年の事だそうです。英国の薬剤師ジョンウォーカーの発明。それから明治維新の後日本に入ってきたことを考えると、そうなんですね。

里のアジサイ、 単に観賞用ではない意味があったからうえられていた、そう考えるべきなんですね。 勉強させてもらいました。

 

 

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