棚田は昨日も今日も、月夜です、、、、、(^.^)。
さて、
♪春風 そよ吹く 空を見れば 夕月かかりて におい淡し、、、♪
これが中学校一年生の国語教科書に掲載されています。
今の言葉にしてごらん!
夕方だから、夕ご飯の支度する匂いがかすかにしてくる、、、、 いいねえ こんな口語訳もある!
1.菜の花畑に夕陽が沈んで、見渡す山々には霞が 深くかかっています。春風がそよそよ吹く空を見たら、 ほんのりと夕月がかかって淡い匂いを漂わせていました。
尋ねるけれど、 「漂わせていました」 というのは何を? 淡い匂いを
何が漂わせているり? 夕月!空!春風!
淡い匂いってどんな匂い? 、、、、、ちょっとわけのわからん事になります。
そこで、作者の高野辰之さん℡してみようか!と国語辞典を引かせます。
「 1 そのものから漂ってきて、嗅覚を刺激するもの。「香水の―」「サンマを焼く―」→臭(にお)い1 2 いかにもそれらしい感じ・趣。「都会の―」「生活の―」→臭(にお)い2 3 芸能や文芸で、表現の内にどことなくただよう情趣・気分・余情。 4 日本刀の刃と地肌との境に現れた、白くかすんだように見える部分。→沸(にえ) 5 染め色、襲(かさね)の色目や鎧(よろい)の威(おどし)の配色で、濃い色からしだいに薄くなっていくもの。ぼかし。 6 「匂い威(おどし)」の略。 7 視覚を通して見られる、鮮やかに美しい色合い。特に、赤色についていう。 「もみち葉の―は繁し然れども妻梨の木を手折りかざさむ」〈万・二一八八〉 8 人の内部から立ち現れる、豊かで生き生きした美しさ。 「―多く見えて、さるかたにいとをかしき人ざまなり」〈源・空蝉〉 9 はなやかで、見栄えのすること。威光。栄華。 「官(つかさ)、位、世の中の―も、何ともおぼえずなむ」〈源・椎本〉 10 声が豊かで、つやのあること。 「答へたる声も、いみじう―あり」〈とりかへばや・一〉
におい」って意味が10通りもあるのです。
歌詞の情景からいえば、何番の意味がふさわしいかなあ?
「 5!かなあ、」
The setting sun is so hazy over the fields of yellow flowers. A spring fog rises slowly above the mountain ridge. As I look up at the sky a fresh breeze blows so softly against me. The pale light of the evening moon falls from on high.
と山岸勝榮さん。
ちなみに、二番。
里わの火影(ほかげ)も 森の色も 田中の小路を たどる人も
蛙(かわず)のなくねも かねの音も さながら霞める 朧月夜
、、、、、昨日も今日も、棚田の田毎に月が映ります
「田毎の月を尋ねる、ウオーク&イート」。どうでしょう!