6/9 昼間は、太陽が暈をかぶっていました
巻層雲や巻積雲、巻雲など対流圏上層に発生して、氷晶からなる雲がある場合に出来る現象だそうです。
夕方はその雲が染まりました。
その夕焼け、丹後では、「猿が赤べべ干す 」というと井上正一さんの著作「丹後網野の方言」あるそうです。 「猿が赤べべ干しとるで 明日もええ天気でひょぉ。」
また、その方言集には「親方雨」という言葉も収録されているとのことです。晩に降って朝方にはからりと止む雨。意味は、雇人を使う親方には仕事に差し支えない雨だということです。
この言葉は、さらに、倉嶋厚さん監修の「雨のことば辞典」に丹後発の言葉として収録されていると朝日新聞2013・6ね8土付け「辞書いいね!」で紹介されていました。 雨の多い日本には、雨の言葉も多くこの辞書では1190語がありますが、倉嶋さんは中でも、「親方雨」が好きなんだそうです。ちらっと思ったのですが、網野に親方雨があるなら、世屋には「小僧雨がある、」夜は晴れていたのに夜明けから降り出して、今日は仕事にならんなあという雨。
なにいうとんなるでゃあ(^.^)
それにしても、梅雨なのに雨が降りません。
世屋の場合は、さすがに水源の里・「田の水は困るほどではない、けれども畑の物は水不足、雨が欲しいです」とてるみさん。