消えた村・木子の里を埋め尽くす夏草。
(↑ 手前はひこみずの泉。木子の末期の水だったと言うこと)
しかし、その江戸総攻撃にうつろうかと押し寄せる官軍のような夏草も、埋め尽くしかねている花群。
夏草の大将が、埋めるな!と指示しているかのようです。
家は絶えても、残った心が咲いているのでしょうか。
(↑ えーっと この花、なんというはなでしたっけ、教えてください)
さて、木子のお寺、旧「教念寺」の庫裏を借りておられる方がおられますが、名字は「木子」さんということ、ほんとです、矢野さんが紹介してくださいました、なんでも、明治以前から木子に由来があって、明治3年の平民苗字許可令、後に明治8年2月13日「平民苗字必称義務令」のさいに、「木子」という名字を頂戴したいと申し出られたということです(^.^)
花といい、名字といい消えた村の歴史を辿る扉のような気がする「なにこれ木子の珍百景」。