森本・五十河田んぼはいいところだ、あんたも来たらと誘い合ったのでしょうか。
今日は四羽がまとまって農道で休んでいるのを目撃しました。
四羽となるとまさに「ぞろぞろ」!迫力があります。
問題は雌雄です!噂が噂を呼んで誘い合ってオスも集まれば新繁殖地になる可能性が期待できそうです
昨日の写真では豊岡コウノトリの里公苑でも、足輪による個体判別は出来ないとのことでした。
それではと近づいてみましたが、これが彼らが認めてくれるいっぱいいっぱいの距離でした。
さて、どうでしょうか!
コウノトリの里によると、四羽も集まっているのは珍しいとのこと。
ちなみに、コウノトリの大きさは、羽を広げると2.2mくらい、首を伸ばして飛んだときにはくちばしから足の先まで1.4mくらい、体重はオスで約5kg、メスで約4kg、と言うことです。
いついてもらうためにはこの大きな体を維持する食べ物が必要です。餌がなくなればまたどこかへ行ってしまいます。どれくらい食べるかというと、だいたい体重の十分の一、一リットルペットボトル半分。ですから、四羽のコウノトリは、1日一リットルペットボトル二本。一月で60本を食べます。豊岡では繁殖してもらうために、市民の皆さんは「地域の子どもたちに「今日は宿題をしなくていいから一人1匹ドジョウをつかまえてこい」とドジョウ1匹運動というのを展開されたそうです。どうですか、南小や大宮中は1日ドジョウ獲り活動日をつくるとか、宿題を出さないとか、クラブ活動を週一回ドジョウを養殖する池をいくつも掘ったり、「ドジョウ掬い」に当てるとか、、、居着いていただけるなら教育効果抜群ですよ、、(^.^)
また、大宮町には、ドジョウ業者もいらっしゃるということですし、市は全量買い上げて森本・五十河田んぼに投入ということもどうですか、たんぼのブランド力が「ブナ米+コウノトリ」とターボになります、まもなく自動車道が京丹後まで延伸、インターを降りたらコウノトリ!このインパクトも強い!。
ともかく、何かがおこりそう、何かが始まっていそう、しばらく目が離せません!
、、、コウノトリ君、世屋の里にも遊びにいらっしゃいよ、おやついっぱいあるし涼しいよ(^.^)
※以上4日の記事に関して、5日、生物環境を専攻する知人からこの客人たちについて情報をいただきました。まとめると、、、、、
性別は四羽の個体はいずれもメス、個体識別番号は(30 43 47 55)と確認した。昨年、一昨年生まれの若い娘たち。現在公苑に100羽、公苑外に100羽、計200羽、増殖はしているものの、雄雌のバランスがくずれてオスが少なくなっている。また、居着かせるために「餌」をやるなど特別扱いすることについては特定の種のために特別なことをすると生態系を壊し、またキャパのないところで増えたとしても厳しい運命がまっている。さらに森本・五十河田んぼに居着けるのかというと?ガつく、今は田に水がありオタマジャクシやザリガニもいる、これから水も落とされる、特に問題は冬、そういうことを考えると「定住・繁殖」は難しいだろう、情緒的には居着いて欲しいしそのためにとは思うもののコウノトリといえども、自然の一部としてみる視点もだいじだ
、、、、、ということでした、、、、!
彼の情報によると、何かがおこりそう、何かが始まっていそうという定住・繁殖への期待は仇になりそう、期間限定の珍客として見守る のがいいというのが正解かも。しかし、水路とたんぼに魚道をつけて魚の行き来を可能にする、農薬を控えるなどは豊岡の教訓。そういうメッセージを運んで飛び回っているとしたら、「環境大使」として大きな役割を果たしているわけです。
それにしてもコウノトリ、高空に吹く風を利用して飛べるため、青森付近まで日帰り旅行することもあるということです知れば知るほど魅力の生き物です(^.^)