- 180度の角度で里・棚田・谷・山・空を展望できる合力の家の濡れ縁からの景観は一級品です。3月17~20日の四日間のここ丹、上世屋合力の家は、写真展、藁箒作り、そして、白石さんの作陶展等の会場になりました。近辺からたくさんの方に訪れて頂き、濡れ縁からの里山景観に見入っておられました。募金として集まった額も総額7,000円超。大成果です。
さて、その濡れ縁に『天橋立が出現』といえば、「!!」となりませんか。そうなんです、天橋立がイメージされていたんです。森は海の・・・をあげるまでもなく、ネーミングは決定的な力を持ちます。「世屋の里の天橋立」これには、籠神社からUターンするバスを直進させる力、日置の交差点を直進するバスを左折させる力を感じますよ、感じませんか?但し、その言葉は、白石さんの心の中だけにとどまっていた、悲しいことに、周りは気づいていない、ごらんになった方もそういう目では見られていないはず。
そう言われたのは最終日、片づけしながらのこと。弓なりの厚手の杉板、その上に黒地に紫の図柄を配した帯地を敷き、そこに数々のミニせわ焼き。國村さんや嶋田さん、三宅さんたちの処女作を展示。その光景を天橋立だと思っていたと。
聞いて絶句!数々のミニ焼きは6,000本の松並木に見立てられます。全くそのものではないですか。「何で言ってくれなかったんですかあ」。思わず叫ぶと、「え!知らなかった?」と追い打ちをかけられて、またひっくり返りました。
展示に一言「天橋立」と記しておけば、素人の処女作も光って見えるじゃないですか。
そんなわけで、今回は残念でしたが、4/30「世屋の春を楽しむ会」には、再現させてもらいます。請うご期待!