「里山賛歌」取り組み進む!
~世屋の春を楽しむ会に向け~
2012.3/23
4月30日の世屋の春を楽しむ会に向けて、チラシやパンフレットが印刷の運びになりました。関係者の皆さんにたいへんお世話になりました。これから、一ヶ月の勝負です。
参加費は3,500円としておりますので、ご承知ください。 昨日、プログラム第一部の発表でナレーターをお願いしている三宅さんと音楽をお願いしている安田守彦さんといっしょに、シナリオと写真との読み合わせをしていただきました。七時から九時ごろまで、それはそれは「充実」した時間でした!!シナリオの内容が、ほぼ、確定できましたので、紹介させてもらいます。
タイトルは『太陽と土と木と水と風の村のアルバム』、
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プロローグ
一章
水が落ちて、土を潤す 森
風が そっと通りすぎる 空
畦道の 小さなささやき
林の梢の かすかな呼びかけ
心すまして 聞いてごらん。
※聴く間を作る
それは 移ろう季節が 大地を歩く音
見えなかった色。 気がつかなかった香り
人と 自然が いっしょに刻んだ 歴史
二章 回想 ①
雪が解けたら 春祭り
わかいもんにはまけん
シナ事変にいきなったとうきっつあん
マムシに三回、咬まれたタツオさん
ブンジさん うれしげだ
マエダさんもおんなる
村中の子どもをとりあげてもらったんだで
村 総出の運動会
三章 回想 ②
(間)
ブナの森の水で 米を作り
一握り 一握り 畔の草を刈り
背板を草の山にして
蕎麦を蒔き 藤の布を織り
命の水で結ばれて
太陽と土と 木と水と風の中で
家族を守り
力を合わせ、
里に燃え続けた 命の火
四章
(間)
ゆったりと 大きく呼吸しながら
草の道を、歩こう
五章 ~エピローグ~
畦道の囁きが はっきり聞こえる
(間)
梢の呼びかけが 心に届く。
「この里は私達の希望だよ」
※希望の意味を内省させる時間を作る
人の命は縦の糸
自然の命は横の糸
だれかがどこかで 機を織る
長い長い 命の帯を織っている
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エコツー憲章の趣旨を謳った詩と世屋高原休憩所開所記念の詩を突いて丸めた形で、構成しています。安田守彦さんの奏でるハープギターの音色と三宅さんの変幻自在の語りと60コマの写真で、世屋の里の『賛歌』を作りたいと思います。このあと、曲合わせ、間尺合わせをしていくことになります。スタッフの皆さんの頑張りで、エコツーの新しい財産に仕上がりそうな予感がしています。請う、ご期待!