雲というのは、詩的な比喩の世界では、日を遮る障害物! 陽に対する陰、太陽を隠す、心が曇る マイナスイメージを持つものとして扱われます。
「時は今 雨が下しる 五月哉」
(↑ 二枚 撮影日時 2013/11/21 )
明智光秀は、心に湧いた主君信長に対する反逆の雲、もうこらえることはできない、集中豪雨となって降るだけだ!と心を気象に託して表しました。
「出雲」の国というのも、朝廷に背く心を持った国という意味を含んでいたのかもしれません。うらにしの雲。恐ろしや恐ろしや、
,けれども、ここはそういうことはおいといて、雲というのは、どんな形であれ、地上付近の空気が上昇させられると気圧が低くなり、空気は膨張して気温が下がり、水滴や氷になるそれだけのこと、
(↑ 三枚 11/22)
気象科学としてみれば、初冬特有の丹後の雲は一見の価値あり、実に興味深い物です。