天橋立の松と広葉樹の関係をどう考えるかを新聞各紙取り上げるなか「保全も破壊も活用も景観も多様性も世界遺産も、結局は 人間との関わりの中で、人間が重ねてきた知見をもとに 考えていくしかない」のだろう とI考えられる方も。。里山の保全も同じことだと思いました。さてそのかた、さらに『「どうせ切るのなら」と考えました。産業廃棄物として捨てるのでなく、薪ストーブの薪やペレットに加工して再利用できないでしょうか。「昔は薪炭に使っていた」のですから。周辺の施設に薪ストーブを置き、循環を体感する。薪やペレットを「橋立の薪」として販売して収益を橋立保全に生かす。ファンドレイジングの取り組みとしてもおもしろいと思うのですが』と。
報道も「伐ることになった!」読む側も「ああそうですか!」と言うレベルで推移していたので、 伐採後のモチノキやトベラの運命については思い及びませんでした!ちなみに「ファンドレイジング」「特定非営利活動法人、大学法人、社会福祉法人などを含む)が、 活動のための資金を個人、法人、政府などから集める行為の総称」ということだそうです。伐採樹でファンドレイジング!興味が湧いたので、、、こんな感想を述べました。
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今度伐採される木々が、ただ伐られる伐られたああそうですか、、これじゃあ「かわいそう」。確かにそうです。松葉も今は橋立ワイナリーのブドウの畝のマルチにおかれ、肥料にもなって橋立ワインブドウの生産に活用されています。まして、広葉樹をや。活用の道がありますよね。テンプラ廃油を回収生成して新しいエネルギーにされている皆さんも身近にいらっしゃいます。薪販売に取り組んでいらっしゃる建設業者さんもいらっしゃいます。※大宮町三重ふきんでマルキさん。
その積みかたおもしろいですよ、ドラエモンやアンパンマンやトトロがいる!
伐って割って燃やす,そのビジネスに「遊び」がある。これってだいじなことじゃないですか。
天との架け橋・天の橋立に育った聖なる木々を「産業廃棄物」なんてとんでもないという方たちはたくさんいらっしゃるでしょう(^.^)
津波で残った石巻の一本松は1つの楽器になって惨禍を伝え、魂を癒やしているそうです。台風で倒れた松も文珠様になって見守ってくださっています。 例えば、こどもたちの木工教材にも活用していけば、橋立モチノキでつくった、橋立タブノキだよ、これは!ずうっと「天の橋立」とはなんなのか環境や暮らしを考え続ける種を植えることになるとおもいますね。伐られた木々で作った作品の展覧会もできるかも。遊具を作ってもいいじゃないですか。いま、サケが橋立を横切って阿蘇海から野田川を遡上しているということが驚きをあたえています。
そのサケをわたしなら、この木で彫り上げますよ。チェンソーワークをやる方もいらっしゃいます。海星公園の夏のプロジェクトに最適ですよ。なんなら、世屋高原休憩所にいただいてもいいですよ(^.^)合力の家の囲炉裏で燃えればなおいい、藤織りの灰汁炊きにもずいぶん木が必要です。日置や世屋高原では、元気なお年寄りたちが炭窯を作っておいでますのでそこでも炭にできるじゃないですか。 ところで、世屋高原休憩所のフジ棚にもたれかかった木の除伐を業者さんに依頼しました。業者さんは、御神酒を供え、塩で清めてから取りかかられました。
(↑ 除伐予定の木)
森羅万象いきとしいきるものは、神様からのなにかメッセージを携えて生まれてきたのです。そういうことに思いを及ぼす温かさが発信できれば天の橋立の「観光」が「感光」にかわり「感幸」に深まって、それが人を招くことにつながっていくように思います。今「海の京都」と言っています。まだまだ上っ滑りじゃないですか、、(`ヘ´) 伐採樹を巡って橋立保全に生かすファンドレイジングはその中身を作っていくプロジェクトに発展するかも(^.^)。
「天の橋立を世界遺産にする会」さんや「橋立ワイナリー」さんやその農産品販売所に出品する皆さんがそういうことを立ち上げられるなら、私たちも一口載せていただきます。ともかく、「ブナなどの広葉樹」から始まった除伐報道を巡って、地域住民を中心にして文化人、学識経験者、教育関係、業者、経済界、自治体行政、NPOなどとのコンビネーションそこを豊かに「メディア」が繋いでいく!そんな機会になれば、と期待してみています。