素敵な木工作品です。
作者はアマチュアの方です。けれど、図柄に丹後にまつわる言葉が書かれて作品には郷土愛があふれています。
小町温泉横のふれあい工房に展示されています。
さて、除伐される広葉樹については、積極的に利活用の道をかんがえるべきだとおっとゃるかたも。せっかくの材が手に入るグッドチャンスとして生かす!おっしゃる通り。 伐採樹はどうなるのか!
「産業廃棄物」として捨てられる?M紙さんが問い合わせ先として「0772-22-3244」と紹介されている丹後土木事務所管理室に問い合わせたところ、「基本的にはチップになるのだろうと思っている」ということ。というのは委託業者がその関係の中で用途もかんがえていくことになるから、その業者決定はこれからの作業ということです。 「産業廃棄物」ではなく、チップという形の資源として再活用はされると言うことですので一つ目の心配はクリア。それ以上のアイデア、例えば薪ストーブの薪やペレットなど「天の橋立ブランド」に加工というアイデアも受注業者さんが決まってから、業者さんが中心に考えていくことになるだろうということです。
チップって製紙素材以外にもガーデニング資材、ドッグラン、バイオマス燃料、燻蒸などけっこう用途はあるそうです。業者さんがそういう関係の取引先と相談して進めることになる。 規模が規模なので、天の橋立の広葉樹は切られてどこにいったのでしょう、牛乳パックになりました、よかったですねぇ、でいいんです。一件落着。 ところで、かりそめにも世界遺産を目指そうと言うのでしょ、それはオリンピック誘致のようなもの、そのときには、視察を受ける。その時に広葉樹除伐が取り上げられて、切られた木はどうなりました、ドックランになっていると思います!という答えじゃあ「なーるほど」になりますか! 問題はそこ。21世紀は環境の世紀、広葉樹を除伐するということはそれに寄る小鳥なども来なくなるということ、小鳥は松の害虫も食べてくれるかも。そういうことがなくなると、砂浜の富栄養化は防いだとしても一方松は薬漬けにして守らなくてはならなくなるのではないですか、、、「沈黙の天の橋立」なんて余り気持ちのいいものではない、、、どうなんですかねぇなんて言われてもおもしろくない命取りになりかねない、、、。 けれども、やむをえず最低限きりました、それはチップにして多様に利用しました。さらに工芸目的、教育目的、イベント目的などで活用したいと思うのでアイデアを募集した、そしたらわんさかアイデアが集まって、こんなものができた、こんなものも!みてください!と事例を並べれば、「さすがに文化の京都、物作りの丹後、ワンダフル、地域に橋立が根付いている!」となるでしょう。
アマチュアの方でも、こんな素敵な作品を作る力をお持ちの方がいらっしゃるのです、その力が借りることができないのでしょうか。個人的に道具がなくても、海星公園には木工機械なども含めて設備があって対応可能ということです。
カムバックサーモン!サケなど丹後の魚になったらおもしろいでしょうねぇ。
ついでにわたしも提案 モチノキ!これはもうその名のとおり「鳥もち作り」。今は鳥獲りには使えません。けれど、ゴキブリかハエかねずみ取りには使えるじゃないですか。府中のおじいちゃんたちの中には、鳥もちを作って小鳥を捕った体験のある方がいらっしゃるとおもいます。 「皮を剥ぎ取り、2~3ヶ月間水につけて腐らせて、臼でついて砕き、水で洗って粘り気のあるゴム状の物質をとりだす」至って簡単な工程です。しかし、みのまわりのものを暮らしに役立つものに変える、これはすごい教材です、目を輝かせる子どもたちが見えます。 世屋では、ものつくり部会の皆さんが、柿渋やシナ縄やかんじきなどの伝承技術の保全に取り組んでいらっしゃいます。そのラインナップに加えると言うことも可能なんではないですか。
なぜこういうことをいうかというと、実は藤織りがサントリー地域文化賞の候補になったとき、財団理事の方からヒアリングを受けたのです、世屋高山ガイド部会が。藤織りの活動をどう見ているかと。素晴らしいですとこたえたら終わり、ものの1分でしょ、ところが延々二時間!これはどうか、これは、、、で、、、、、、で、、の連続。チェックが実に多いことにおどろいたのです。その中で特に時間が多かったのは藤織りの教育的効果と意味! 「橋立広葉樹は子どもの心に再生しました、、、」という事例は効果があると思いますけれど(^.^)。 ところで、「キッヅラボ」の皆さん、橋立広葉樹で創造しませんか!