宮津エコツアー · やどりぎ科 「マツグミ」

やどりぎ科 「マツグミ」

やどりぎ科のマツグミは、マツやモミ、ツガなどの針葉樹に寄生する常緑低木。

天橋立のマツには、実を食べた鳥によって種が運ばれ、多くのマツの木に寄生している。

 

いまは青い実。おやつが余りない頃の地元では子供たちのおやつ。実をかむとガムのような感じで、「ガムの木」と言っていた。

ガムという呼び方は、過日ご案内した滋賀県高島市のお客さんも、同じことを言っておられた。

DSCN7013 マツグミ 青実

 

暑い夏場に花が咲き、その後、今の青い実となる (撮影 2012.08.10)

DSCN2827 マツグミ花

こんなところにも、寄生している (撮影 同上)

DSCN2857 マツグミ 花

4月には、このように熟れてくる。(撮影 2013.04.22)

DSCN4233 ◎マツグミ実

 

3年前まで生きていたマツグミとマツの枝。宿主のマツと共にする運命。

マツグミはやどりぎであり、マツの栄養を取るが半寄生でり、専門家によると松枯れ防止に貢献しているとの説もある。

DSCN7014 枯れマツグミ

現在は、枝の元の方に寄生している

DSCN7015 マツグミの経過

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