この田は腰までつかるジル田でした、,,,‥
さてあまのはしだてを世界遺産に、とかひきあげきねんかんをなんちゃらいさんにとそういうための運動が盛んに報じられています。わすれちゃいけないつたえなくちゃいけない、、それはそれで大事なことなんです、,ふと思うのですが、案外忘れられているのが、八十八の手間暇ををかけるという米作りの労苦。それを瑞穂の国、日本人が忘れちゃったら日本人でなくなっちゃうじゃありませんか。腰までつかるジル田で作っていたなんて完全に忘れられているじゃないですか。おいしいブナ水こうのとり無農薬米などとブランド化されて売られています。しかし、それって機械化乾田化、大規模化されて八十八の手間暇などはなくなっています。
加えて昨今のイノシシの害。
それを修復しながら保たれる棚田の美しい曲線。
これらのたんぼからは八十八の手間暇の匂いがします。稲木立つも現役です。けれども、tppによって食糧主権が損なわれようとしています。作り手が意欲を失えば原野に帰ってしまいます。原野に帰れば二度と同じものはできないでしょう。「ふるさとミュージアム」「雑穀ミュージアム」ミュージアムがちょっとハイカラで耳あたりのいい横文字言葉なので「丹後こめづくりミュージアム世屋の里」そして、「瑞穂の国の農業遺産として未来に遺そう!」なんてのはどうかなとおもいながら、この写真を撮りました(^.^)