梅の次にサクラ、その梅に比べてソメイヨシノって種類は特に気楽な花なんですって、、
ビデオしておいた「アインシュタインの目」にそって説明します。
梅は実を付けることを意識しているのにたいして、サクラはその意識がない、、それが現れているのが蜜腺の退化。ミツバチなど昆虫を招く気もないのです。そして同じ樹齢の一本の木の花の数。梅が2~3万に対してサクラ10万、五倍も違うのだそうです。確実に受粉をしようと思わないから、ともかくたくさんの花をつけて付けて着飾る、ははは、、ねぇ 人間みたいです。
そして、サクラの花びらの形、一つ一つが丸くて反っています。ふわふわクルクルと風にのって滑空するのです。そんな花びらが一本10万個の花それぞれに5枚。計50万枚が一斉に風に身を委ねるのが花吹雪。上世屋のサクラは、今日で終わり。
サクラの次に高木で花咲くのは、ヤマナシ。
イタヤカエデも。
藤も咲きます。
上世屋では、フジ棚のノダフジに先駆けて※日本の東限に生育するものとして基準木的存在とされる宮の上のヤマフジが咲き始めていますよ。
足場を刈っておきました。
※ヤマフジ 京都府要注目種
兵庫県以西の西日本に分布域をもつとされ、京都府では1996年になって北部地域で記録された(村田・津軽, 1998b)。 形態 フジに比べて、つるの巻き方が逆で、花序が短く、小葉数が少なく両面に毛が多い。 分布 本州(近畿地方以西)、四国、九州。
◎府内の分布区域 北部地域(分布東限)。