ソメイヨシノの終わりを見届けるように大宮バイパスの街路樹・ハナミズキ。
その木の下にはカナメモチ。
刈り込みに強く、よく枝分かれすることが「生け垣の条件」 。その役まかせなさいというのがこれ、カナメモチ。
別名 アカメモチ 赤芽黐。
◇ ハナミズキ いずれが赤き カナメモチ 世屋野蕪村
さて、ハナミズキの花びらは赤くてもいいけれど、カナメモチの赤いのは葉っぱ、葉っぱの赤いのはまずいでしょう、心配になったので調べてみました。
以下、そのまとめ
葉の赤いのはアントシアニンという色素成分のため。葉の緑なのはクロロフィルのため。
「カナメモチの葉が赤いのは、葉緑素の形成が新葉の展開に比べて遅れるからである。葉緑素が形成されると次第に紅色は色あせ、緑色に変わっていく。せっかく葉を作ったのに、葉緑素も同時に作ればいいと思うのだが、様子を見ながらじっくり時間をかけて葉緑素を作るのがカナメモチの戦略らしい。」とhad0.big.ous.ac.jp/plantsdic/…/rosaceae/…/kanamemochi2.htm -さん。クロロフィルが形成されるまで幼い葉を紫外線から守るのがアントシアニンなのだそうです。本州中部以南の紫外線の強い暖地に生育するために身につけた術ということです(^.^)。