小松尾橋のたもと、小松尾川の土手のヤマナシ!
すり鉢の縁にあって、すり鉢の底の里を見下ろして咲いている姿が美しいです。
さてこのヤマナシ、暮らしのすぐ側でこのように大きくなる木で、存在の認められている木はカキの他に見当たりません。カキは柿渋を採りました。大切な現金収入です。ヤマナシの実は湯がいたら食べられたといいます、それだけで?そこおで思い当たるのは、ナシはまじないの木であること、お地蔵様のようなもの。里にとって最も怖いものはなにかとかんがえたら、それは水、なぜかというと土石流や地滑りを起こし田を流し里をもながしてしまうからです。
小松尾川は岳山を水源にして、美味しい米を育てる美しい水をもたらしてくれる一方、豪雨の際には村を襲う悪龍と変身します。
ただし、樹齢は60年くらいと見られます。堰堤工事の完成を記念して里を水による厄いから守ることを託されて植えられたと、わたしは想像します(^.^)
今、見頃ですよ(^.^)