オオムラサキツユクサが咲き始めたら初夏。
春のスイセンからバトンタッチ。外来種で野生化していて、美しくまた暑さ寒さに強く丈夫で長持ちという相反する要素を兼ね備えているという点でも二大双璧をなしている感があります。
さて、このオオムラサキツユクサ、やはりツユクサ科なのだそうです。ではなぜ名前は「ツユクサ」なのかツユクサの名前の由来には、二つのルートでの説明があるようです。
一つは 花から染料を取り出すためにすり鉢などでつつく。「つきくさ」。それが転じてツユクサ。
もう一つ、一日花のはかなさを露にたとえてツユクサ。どうもこれ、ネットネタの引用の使い回し、実際に見て実感してらっしゃらないのかもと感じています。
まず一点、ツユクサは丈夫でしぶとくて今の農薬技術をもってしてもてこずるのです。どこがはかないですか(`ヘ´)
もう一点、早起きして、オオムラサキツユクサをご覧になったらどうでしょう、「わたしツユクサ」と自分からいっているようじゃありませんか、夜露ではありません。吸い上げた水を外に出しているのはタケと同じです。夜露のような露をこれだけいっぱい身に纏っていれば、これはツユクサとしかいいようがないのじゃありませんか(^.^)。