世屋川にアユの魚影!
若鮎ははじめは動物性の餌を追いますので釣ることができます。そのあと苔食へと食性を変えます。縄張りを主張するので「友釣り」か網で捕ることになります。
世屋川にはそういう海陸を往来する「お客さん」への配慮が丁寧になされているとおもいきやここまで。
ここから先には行けません。
手前の段は跳びます、深みがあるので勢いが付けられるのです。奥の段くらいでも飛び越える力は持っています。しかし手前に深みがないので無理です。世屋川のアユ、もっと上流まで遡上させてやればもっと海も豊かになるのではありませんか。川の当たり前、人間の目でいうのでなく、そこで暮らす生き物の目で!というのが大切です。上世屋まで来いとはいいません、下世屋までは可能なんじゃありませんか!
かっては田を巡る稲溝・農業水路にまでアユがあふれていたと橋のたもとで農産品直販所を営む吉田さんたち里の古老は語られます。日置には元気老人が多いのでそういう川にもどそうじゃないか、タケがいっぱいある 魚道を作ってやろうじゃないか、堰堤も削ったらどうだなどと気運が盛り上がらないかと期待しているのですが(^.^)