碧いたんぼ
紅いたんぼ
稲霊様のお越しを待つたんぼ。
瑞穂の国はお百姓たちが作っています。
ところで、どこか憎めないのんびり屋で、農民からでくのぼうを略し「のぼうさま」と揶揄される殿様を演じた狂言師萬斎さんが、圧倒的な敵に囲まれて絶対絶命のピンチで演じたのが田楽!当然狙撃を受け倒れるのですが、それを見た農民が立ち上がり、形勢を逆転させるというのが映画「のぼうの城」。
労働のリズム、作業のリズムをおもしろく楽しく芸能に高めた田楽には、お百姓の心が詰まっていることを計算して「のぼう」の殿様が演じたのだったらなかなかの殿様。、その田楽を職業にしたのが、田楽法師たち。
そんな「田楽法師」たちが世屋の棚田に出現!田の畦を練り歩きました。折から手植えで田植えされるお客さんたちも手をとめて拍子をいっしょに入れたりリズムに合わせて体を動かしたり、笑ったり、。
「鶴の子育て」もうたってくださいました。
稲霊(いなだま)さま、田の神様も笑い転げてらっしゃったのではないでしょうか、、、原因結果のみが真実の天然自然の現実はあまくはありませんそれだけに心の力と協同の力はいくら湧かしても足りることはありません。すこし、瑞穂の国に伝わる精神世界を垣間見た感じもしました。