8月、湿地で目にする花は三種。
まずヌマトラノオ
ツンとこまっしゃくれた娘といった風情でしょうか。サクラソウ科。南方系。
一方 こちらはやや北方系のノリウツギ。
花粉を食べに訪れたようです。さて、この花、枯れて翌年まで残ります。花嫁姿のような清楚さな花姿。そこで辛抱、忍耐の象徴と受け止められたのでしょうか、「ノリウツギの花が無くなるまで帰るな」と言って娘を嫁に送り出すという地域があるそうです。
※ ウィクペディア ノリウツギ 参照
ちなみに、紙漉きの糊に用いたのは「樹液」ということですが、イタヤカエデのように幹に穴を開けたのでしょうか、ヘチマ水を撮るようにしたのでしょうか、教えてください。
三つ目、コオニユリ。、、、オニユリとそっくりです。けれど全体に華奢でオニの奥様という花姿です。
決定的に違うのはムカゴを作らず、種子を作ること。
数がめっきり少なくなった感じです。