宮津エコツアー · 里の薬草

里の薬草

秋の世屋道をグニャグニャと登ってくる世屋バスを、と思っていたら宝くじ号。

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少し遅れて世屋バス。

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これを撮ろうと待っていた草むらに薬草2つ。

ひとつめ。クロバナヒキオコシ。

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黒紫の花をつける、これがヒキオコシだとおもっていたら、日本海側のものはそうなんだけど、太平洋側ではしろい花をつけるのだそうです。だから、わざわざ「クロバナ」を冠するわけです。シソ科ヒキオコシ属。プレクトランチンという苦味成分が気つけ効果を持っているといいます。苦味は乾燥させても消えないので、葉をちぎって噛むために台所にかけておくという方もいらっしゃいます。小さな小さな蜜壺なのに、アシナガバチのような虫が蜜を吸っています。よほど惹きつける味なんでしょう。

2つめ、こちらは日焼けしないへんな蔓草。

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栄養は他の植物からという寄生植物。その名も「ネナシカズラ」。熟す前の果実や茎が呑めば滋養強壮、塗ればニキビ、アセモに薬効のある菟糸子(としし)という生薬として利用されているそうです。

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