せやのイチョウか゛黄葉したのは、11月23日。
そして、散ったのは27日。
色づくのも散るのもいっきのイチョウです。
さて、葉の形でいうなら、ヤツデもモミジも変わった形ですけれど、イチョウも扇形で変わっています。このイチョウか、広葉樹ではないといわれると「え!」。
広葉樹でなかったら、針葉樹かというとそうでもない、、こういうことなんだそうです、、植物は、裸子植物と被子植物に分かれます。
被子植物のうちの双子葉類の樹木を総称して広葉樹。裸子植物のイチョウは広葉樹にいれてもらえないのです。裸子植物で木部は針葉樹と同じであることから針葉樹として扱いたいのだけれども、針状の葉をもつ樹木ではないので針葉樹でもない。
、、、そういうことです。また、変わっているのはそれだけでなく、種子植物であるイチョウには「精子」がある!というのですから、これも「え!」
雄木から放たれた花粉は、雌花の胚珠に取り込まれたのち4か月程度そのままの状態を保ったのち、その花粉から精子が数個作られ、精子が放出されるのが9 – 10月頃。それから種子の熟成が始まるということです。ちなみに上世屋の里を取り囲むように③カ所で大きくなっているイチョウは、いずれも「おがわちょうじ翁」が植栽されたものということ。防災工事に尽力されたことで六地蔵さんの隣に記念碑が建てられています。