宮津湾入り口付近、栗田半島沖の光る海
(↑大島ふきん 撮影日時 2014/12/09 13:10:31)
ふりかえれば、伊根湾口に立つ虹
(↑長江ふきん 撮影日時 2014/12/09 13:30:07)
こんな時、丹後の人は出かける人に必ず声をかけます
「傘をもったか!」
(↑ 養老付近 撮影日時 2014/12/09 13:14:38 )
「丹後のうらにし、弁当忘れても傘忘れるな」という天気のことわざは超有名。
さて、「うらにし」は冬型になったときの北西の季節風、、この風が吹くと降ったり止んだり、日が差したと思えば又降ったりとなるので、そんな気象をもさすようになった言葉です。だから「うらにしの日」というのは「うらにしが吹く日」というのが本来の使い方。
(↑ 三津漁港 撮影日時 2014/06/07 9:08:04 )
漁師言葉だったのでしょう。うらは浦、切り立った崖の入り組んだ海に面した海岸地形を指します、雪交じりに波頭を立てて襲い来る西風に名前をつけられるのは、海にカニ船を出し、風向きの判断に命をかけたた漁師さん以外に考えられません。
(↑ 雪の松尾たんぼをみながら日置たんぼをはしるバス 撮影日時 2014/12/10 13:26:37)
丹後半島の東側の海岸は、世屋の山々などが衝立になっていますので、風は和らいで、厳密にはうらにしでは無いのかも知れません。
(↑阿蘇海 撮影日時 2014/11/10 16:47:47)
しかし、降ったり止んだり、日が差したと思えば又降ったりと気象全体がその影響下にあるのはたしかです。
ちなみに、南から吹く夏の季節風をしらばえ、(白南風)。
(↑ 阿蘇海 撮影日時 2014/06/24 15:00:10)
白は夏の雲の色といいます。