宮津エコツアー · タヌキとうさぎと柿とツグミ

タヌキとうさぎと柿とツグミ

世屋の道は年明けから除雪。朝出動してようやくの帰路てす。

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(撮影日時 2015/01/02 16:45↑)
量か゛はんぱではないので、大型ペイローダとロータリーのタッグです。

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一方生き物といえば、、、、、

冬の雪林、うさぎは山に足跡があります。

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けれどタヌキの足跡は見当たりません。
冬の雪田圃 タヌキの足跡はあります、

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けれどウサギの足跡は見当たりません。
食べ物の差でしょうね、ウサギは木の皮を囓ることができる歯を持っています。
タヌキは、イヌ科 そういうことはできません。木の実を食べることはできます。ギンナンの実、それから柿の実、熟して落ちた実です。里に人が植えた木を利用している生き物なので、たぬきは  狸 里の獣。ただしより正確に言えば冬里の獣。冬以外は山にもいます、ブナの実は大好物です。けれども冬の山には実はうまってないのです。ちなみにウサギは今はウサギ目で独立しているんですって。齧歯目、ネズミと同じ仲間と思っていましたが、、歯の数、並び方がちょっと違うということなんだそうです。
もう一つ、柿。

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雪が降り積もる時期に完熟する、それは、鳥に種をはこんでもらうための柿の戦略なんでしょう。確実に食べてもらえる時期、それは他に餌がないときです。冬、ツグミなど渡り鳥が大挙して飛来します。餌が雪に埋もれる時に熟して赤い実を高い木の枝につけている。これなら確実にたべられて種を運んでくれます。その渡り鳥を利用しようというのが柿の繁殖戦略。

、、、、年寄りが生きていたら、せっかくの柿を鳥に食わしたりして横着の極み、と叱る姿が目に浮かぶところではありますが、「やまがき」を里からなくし少子高齢化の社会を招いたのは現代人の責任です(´・ω・`)。

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