ブナの幹に張り付いた緑色の物体、
名前を覚えたら友達つきあいは始まるといいます。岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)が管理される「進化する地衣類図鑑」を見ると、
チャシブ ビスケット ムカデ ウロコイボ トリハダ リトマス、、、 これにそれぞれ「こけ」をつけた名が並んでいました。なんだか身近な言葉で友達になれそうな名です。しかし、「同定は一般に困難。ここでは、以下の文献を参考に分類・同定を行っています。名前は、暫定的です。」とお断りが。さすがに「教育学部」のサイトです(^.^)
地衣類とは、 光合成をしない菌類が光合成をする藻類を取り込んで作った高度な共生体、そういうややこしい植物体で、葉っぱをはりつけたように見えますが、その断面を見ると藻類の層が上から二番目に配列されているのだそうです。
ブナやホオノキなど樹皮がはがれない木には特に美しく張り付いています。
自然のなかの大切な仲間なので、がんばって友達になろうとおもいます。