黄色いくちばし 白い腰 全体的には黒褐色
ムクドリです、、溝尻ふきんで群れて餌をあさっていました。
果樹も種も虫もミミズも食べるという雑食性。都市の街路樹に集中的に住み着いて、糞や鳴き声で迷惑がられているということですけれども、本来は里鳥。特に虫をよく食べるのでツバメと並ぶ益鳥とされてきました。
さて、命名に関連しているとされるムクノキ椋の木。 ケヤキとエノキをたして二で割ったような特徴というのですが、日本では関東以西の本州から四国、九州が分布域ということで、丹後の木ではないようです。椋の実を好んで食べる鳥なので椋鳥、どうもこの結びつけ方、安易すぎると思います。
もう一つの考え方に、群れて行動する、時に黒雲とも思えるほどの大群をつくる、その特徴から、群れで来る鳥であるので、、というのがあります。むれくるとり、、むくどり、、こちらに説得力を感じます。
むくどりが1匹でとんでいれば鷹にすぐ食べられてしまうが、大群を形成していれば、個々の狙われる確率はぐっと低くなる、それがかれらの群れる理由です。
そして、腰の羽か゛白くめだつのは、敵にみつかりやすいようですが、そうではなく仲間を意識してうごくためです。