「山笑う」から「山滴る」へ
今日から5月。Mさん、毎日新聞のコラム余録、迫力がありましたよ。松江観光協会プロデューサー高橋一清さんを取り上げているのです。その一節。「単なる名所巡りではなく、一歩踏み込んで土地の魅力を味わいたい人も多いのではないか。美しい風景の奥にあるものに触れたい観光客が増えているような気がする。」4/30の会を成功裡に終え、それを踏まえこれからのエコツーリズムを展望するものとして、なにかうずうずするものを感じませんか。全文は図書館へ寄って読んでくださいね、あしたすぐに!!
さて、あらためて今日から5月。野山の様子を表す季語が「山笑う」から「山滴る」へ変わります。里波見の川では、稚アユを釣る人の姿。せやでは、多少悔しいですが、ゴルフ場の古木の藤がいいです、金をかけた「女優美」です。一方、宮ノ前棚田上では、野生「やまふじ」が満開。苦労しながら自力で咲いています。そのけなげさは、「伊豆の踊子」のようです。
ところで、Sさん、お好みは、どちらのタイプですか?
(どっちでもいい、からみついてくれたら!そりゃあないでしょう!!!)
休憩所では、藤棚の藤、階段横に植えたどうだんつつじが白い壺型の花を開いています。フキが種を風にのせる高さになった雌花ばかりになっています。
自然は、きれいなかわいいものばかりではありません。スギナも伸びて、休憩所や土手が、くさかりしてほしげな顔をしています。