山にはキハダ、サンショウ、カラスザンショウ、ミヤマシキミなど、いずれもミカン科。これらを食草に近似種のミヤマカラスアゲハとカラスアゲハ。
どちらも飛翔力抜群の大型チョウ。
さて、タニウツギで吸蜜する個体、
これはカラスアゲハ!
ではこれは?
下世屋 龍渓付近で染み出す水をすっていました。発見場所は「昆虫エクスプローラ」でいう、ミヤマカラスは、「山地性で、緑深い山奥の渓流沿いなどで見られる。アザミなどの花で吸蜜したり、地面で吸水していることが多い。」に該当し、後翅弦月赤紋や金緑色の鱗粉の美しさから素人目にはミヤマカラスといいたいところです。
どうなんでしょう?
さらに、これは!
「ガ」なんです、ジャコウアゲハの雌に擬態していると考えられ「アゲハモドキ」と命名。ジャコウアゲハは毒草ウマノスズクサを食草にして体の中に毒を溜め捕食者に襲われにくくしていて、それに似せようとこの体色体型になったといいます。
それなら、アサギマダラモドキもウスバシロチョウモドキというのもあっていいようにおもいます。u