「 1 穀物を植える。「稼穡 (かしょく) 」という説明。はて、穀物は「蒔く」ではなかったかな!
二十四節季でいう芒種、「芒ある穀類、稼種する時なればなり」(暦便覧)ということ。芒ある穀類の「芒」、稼種する時の「種」、二つを合わせた言葉です。芒も稼種も余り使わない言葉です。芒はのげ、のぎ 稼種はかしゅ。そこで、稼種の「稼」の意味を調べた際に出てきた説明です。
トウモロコシ、麦、大豆、ソバ、粟、キビ、、多くの穀物は種を蒔くというじゃありませんか。キュウリやナスやイモは植えるですけれど、穀物で植えるといえるのは稲だけじゃなかったかなと。
ちなみに【稼】 の意味。[常用漢字] [音]カ(漢) [訓]かせぐ
1 穀物を植える。「稼穡 (かしょく) 」
2 取り入れた穀物。「禾稼 (かか) 」
3 働く。かせぐ。「稼業・稼動・稼働/参稼報酬」
、、、、
それはおいておいて、芒種とは、麦を収穫し、田植えを始める時期。まもなく「入梅にゅうばい(6月11日頃)」というころをさします。
そこで、上世屋の「芒種」の候。
アカバナ
ヤマアジサイ
そして、もりあおがえる
紋様あり型も交じっています。
おや、変わったいきものも!
藤織り講習に和歌山からいらしたそうです。