若狭湾を隔てた舞鶴の山のうえに出来た雲。
太陽の光に白く輝いて見えフランスパンにも喩えられる雲の塊で、輪郭が格別にはっきりして教科書のような積雲です。
平らな雲の底は、上昇する空気中の水蒸気が飽和し水滴になる高さを示しています。和ばさみのように山頂の割れた青葉山の標高は693m。雲の峰はおよそ1500mほど。氷ノ山 (1,510m) ぐらいの高さなのでしょう。
プレ夏と言った日差し、約700mの間で空気の上下対流が起こっているようです。
突き上げるような上昇気流をうむほどの暑さで巨大積乱雲が出来るのもまもなくです。