宮津エコツアー · 葵花咲く、長い戦いのはじまり、、、!

葵花咲く、長い戦いのはじまり、、、!

タチアオイ が今年も。

タチアオイ1

我が国には古い時代にやって来たようで、万葉集にも。

梨棗(なしなつめ) 黍(きび)に粟つぎ 延ふ葛(くず)の
後(のち)も逢はむと 葵花咲く
~作者不詳 万葉集 巻16-3834

この「葵花」がそれ。

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葵の花が咲いたよ!

男女の愛情を表現しているなんでもないような歌ですが、
この歌、日本人のユーモア好きな気質を表すというのか、「君をあいす(アイス)のーん」といったダジャレの源流的作品というのか、そういった歴史的な意味のある歌なんだそうです。

現代語訳すると「早々と別れてしまってから、梨・黍・粟が次々に実るように季節が移っても、あなたと逢えない。でも延び続ける葛のように後には逢えるよ。葵の花が咲く頃には。」
※万葉歳時記 一日一葉blog.livedoor.jp/rh1-manyo/archives/34451473.html

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と゛こがすごいかというと、梨、棗、黍、粟、葛、葵と六つの植物の名が巧みにつかわれているのです。  先の「万葉歳時記 一日一葉」さんによると

『「梨棗」は音読みで「り・そう」すなわち「離」「早」と、「黍に逢わつぎ」は「君に逢はずに」、「延ふ葛の」は「後も逢はむ」の枕詞、そして「葵」は「逢ふ日」』というふうに。
さて、「梨、棗、黍、粟、葛、葵」が万葉時代さながらに一所(ひとところ)に生育している上世屋、ここもあらためてすごいところだと思います。

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一重や八重、色は赤、ピンク、白、紫、黄色とさまざまなタチアオイ、あれた棚畑がここに植えてくれといっているように聞こえました。

ふむ、聞いて聞こえんふりはできんなぁと受け止める自分と聞かんふりしとけという自分との葛藤がはじまりました。たいがい、ちょうしもんの方が克つんです、、、50000本く゛らいあればよかろう、いやいや、あまのはしだての マツの数ぐらいでええ、いくら?8000本、、うんうんそれくらいなら、と。フクジュソウから春がはじまり、四月の松尾桜に5月の藤、六月のたちあおい、、世屋の里の四季が花でうまってくるじゃありませんか(^.^)ながぁいたたかいになりますけれど。

 

 

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