宮津エコツアー · neither have I beheld Nor crossed its bridge of heaven

neither have I beheld Nor crossed its bridge of heaven

丹後観光の窓口駅・天橋立

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広さ、oK

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明るさok

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利用者にうれしいゆったり感

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車と人の流れにもゆとりが。

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こんな利用者目線の改装が評価されたのて゛しょう。

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海外からのお客さんのうけいれも万全。

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さて!

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お孫さんに読んであげていらっしゃるおばあちゃん。

ふとおもいました、これにも韓国語中国語英語の訳をつけておくのがいいのではないでしょうか。

「なにがかいてあるの!どんな意味?」

ちなみに、「Petals and Moon – 英語で百人一首petals-and-moon.blogspot.com」では、

「日本語とは違った和歌の世界をお楽しみください」と以下のように紹介されています。

60. 大江山 

【歌】

By Oe Mountain
The road to Ikuno
Is far away,
And neither have I beheld
Nor crossed its bridge of heaven.
(Lady Koshikibu)

大江山 いく野の道の 遠ければ
まだふみもみず 天の橋立
(小式部内侍)

【ひとこと】この歌の理解には背景の解説が必要です。小式部内侍は和泉式部(56. あらざらむ)の娘にあたります。ともに中宮に仕えていたので、母と区別するために彼女は「小式部」と呼ばれていました。小式部はそのとき既に歌人として注目されていましたが、母が歌を代作しているとの心ない噂も立っていました。当時彼女の母は夫の任地である丹後にいました。そこである男が小式部に「お母様に代作を頼む手紙はもう送りましたか」と意地悪で尋ねたところ、その場で作って返したのがこの歌であるとのことです。
「大江山を越え、生野を通って(母のいる丹後へ)向かう道は(とても)遠いですから、まだ(丹後にあるという)天の橋立を踏んだことはありませんし、(母からの)手紙も見てはいません。」元の歌はこのような意味です。
元の歌では、第2句の「いく野」が「行く」と「生野」(丹後の地名)の掛詞、第4句の「ふみもみず」が「(天の橋立を)踏みもみず」と「(母からの)文も見ず」という掛詞になっています。大江山と生野は、京から丹後へ向かう途中にあります。天の橋立はその丹後にあります。英訳からは手紙の件が消えています。訳文の限られた語数に掛詞の意味を押し込めるのが難しかったものと思われます。英語の「beheld」は、「眺める」の意味の「behold」の過去分詞です。

 

 

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