伊根の旧家で拝見したもので、もう一つ興味深かった地図。
丹後与謝海天橋立の図。
伊根を与謝海の入り口して奥の宮津までを描いたものです。
上世屋へは下世屋から松尾をへてのぼったんだなと見ているとのそのよこにりっは゜な滝。銚子の滝なんでしょう。その側にお堂。そしてその命名は「成相奥院」。
奥院とは、「 1 寺社の本堂・本殿より奥にあって、開山祖師の 霊像や神霊などを祭った所。」と、人間の世界ではない結界でしきられた聖地とされています。
ひとつふたつた谷を隔てて左に成相寺。
世屋の観音堂は成相寺の奥の院、眞名井神社が籠神社の奥宮、養老三年(719年)以前には本宮だったとされていますが、世屋と成相寺は一体と認識されていた、
重い事実をこの図絵は語っています。