宮津エコツアー · 友、遠方よりきたるあり、、~とっちゃんと山を語る~

友、遠方よりきたるあり、、~とっちゃんと山を語る~

30余年来の友人F君がやって来てくれました。

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友、遠方よりきたるあり、、、遠方からといっても、野間からです。野間にも「世屋姫さん」を祀る祠があると訪ねた時には案内してくれました。野間と世屋とは同じ神様をまつっていたり、婚姻関係でも濃く結ばれていたり、その意味では兄弟村なのです。

彼の名刺には、
「炭をやいてモミジを植えるプロジェクト 『白炭の売り上げでモミジの苗木を購入したり、トチ、ブナ、ケヤキ、イチョウの幼木を育て、山に返したり、豊かな里山を作る取り組みをすすめています」と。
炭焼きでは、もう10年のキャリア。かの藤岡弘さんの炭焼き体験をうけいれて指導したという、野間炭焼きの技を伝承しているのです。

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公園整備のさいに切る木々のと炭活用に関心をもつ海星公園のスタッフと、炭焼きについての情報交流をするついでによってくれた、そういうことです。
やっぱり世屋は世屋らしいなあ、高原の棚田跡の景観をみながら、かれのいうこと
もと水田 といっても、そりぁあ水田にもどりゃあ素晴らしいだろうけどもとのにはのぞめない 水を引いて落としていくそういうつながりがあってこその棚田だから、けれど、この地形とここに刻まれた棚、これは紛れもなく世屋農民の生きた証しだ、つまり農業遺産というもんだ、それを原野化し林に戻すのはもったいない」。

御意!

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そうして野間の里山作りを延々とかたってくれました。「わたしが山に関心を持つようになったのは、目の前の川ガおかしいとおもった

ことがきっかけだ!」、、来年のモデルフォレストプロジェクトのプログラムの一枠にしっかりとくみこみましたよ。

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