いま、世屋街道はツバキ街道。
春はツバキです!と思うのはすでに補色効果を最大限にいかした椿の生存戦略に乗せられているんですね。
落花もいいです。
火ブクロのツバキ
年の暮れから咲きますが、本番は今。やはり「椿」
椿は、味噌・醤油・酒・酢文化にはなくてはならない木。椿の木灰はアルカリ性が強く、雑菌をおさえ糀菌のみを繁殖させるのに最適。このことは花咲かじいさんの噺のヒントにもなったといいます。
常緑広葉樹の椿の生育の目安は、最寒月平均気温が5℃ なんだそうです。
温暖化で、せり上がって来ているのかもしれませんが、上世屋の里部付近が境のようです。
ちなみに、同じ常緑広葉樹でも熱帯に比べると、気温はかくだんに低いわけですから、葉が小さく、厚くなる傾向があるんだそうです。