京都府の熊が三倍に 300頭だったのが900頭と。
要因の一つは豊作!
豊作の恵みは他の野生生物にも。イノシシがくずを掘っているところ!一頭二頭の仕事ととはおもえません。
それにしても、イノシシの耕耘力の凄さはおそるべし。
(上 江尻~日置の国道脇)
さて、このイノシシが今の時期、くずのほかに好んで食べるのがこれ!
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シシウド、人も食べるウドににていて、イノシシが好んで食べる草なのでシシウド、まったくおっしゃるとおりです。
ところでシシウド属の学名は、天使を意味するアンジェリカ。西洋でもっともおそれられたのが伝染病ペスト、そのころ「ひとりの天使がこの草を伝染病のペストに効くと予見したからとつたわります。悪魔や魔女たちの魔法や呪文を封じることができる力も備えた魔よけ植物と信じられていたともいいいます。
効いたのかどうか実際はわかりません。ただ、鎮痛、鎮静、血管拡張作用のある成分を含んでいるというのは検査済みということです。刈っても刈っても新芽を出す生命力、それは他を黙らせる説得力を持っています。
そのシシウドの新芽が「私を食べさせなさい」と重体の家族を世話する娘の夢枕にたって、試したところ症状が回復した、そこでみんなに広めた、そんな極限のドラマがあったのかも。
このシシウド、セリ科ですので、キアゲハが食草にしています。「キアゲハウド」でもいいのではと、思います。