宮津エコツアー · 夏の里の花、山の花

夏の里の花、山の花

ひまわりが咲きました、

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さて、向日葵。太陽を追って動く これは本当のこと、なのだけれど、花が動くかというとそうではなく、花が太陽に向くように動いても、写真写りはよくなるかもしれませんけれど、それ以外何の意味もないのです、動くのは光合成をする葉っぱ。葉が
生長が盛んな若いヒマワリの上の部分の葉が東から西に動く太陽に向かい合うようにねじって行くのだそうです。そのねじれは、夜の間に東にまたリセット。そんな工夫によって、巨大な草丈は実現されている、というわけです。

ちなみに、種の数、「大輪系のヒマワリ1花に、約2600粒」という数字が出回っています。つまり、一粒の種が2600倍。米は一粒から2000粒といいますから、優秀な食料なのです。ロシアでは国の花。
一方、 山には、この花。

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ハリギリです。冷温帯に生育する落葉樹。里山の豊かな生態系を担う大切な木です。高木ですので花の数は相当なもの。虫たちがオアシスにして集まります。その虫をねらって集まるのがさらに大きな肉食虫。「大型のトンボ」です。オニヤンマをみたいと思えばこの花の咲いている付近をマークすればいいというわけです。

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ちなみにタラやコシアブラと同じウコギ科ですので、新芽のうまさは定評があります。

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