「千葉」からみえたんだそうです。
車は「わ」ナンバー、目的があるようで、なにか探していらっしゃるようで、カメラを持っていらっしゃるので秋の里山世屋探訪と見えるけれど、どこを見たらいいのかなにか不案内なようす。祖父母の地とか縁のある人たちが訪ねてみえることもあります。こういう名前なんだが、家はどこに在ったのでしょうと聞かれたこともあります。そこで、パンフレットをもって、どちらから! どうしてここへ! 何でここを! それとなくサーチすることも目的で、いつものように声をかけてみました、
要約すると以下の通り。
◆東京の居酒屋の雑誌に丹後の上世屋の記事を見た。◆何でも若い夫婦で農業に取り組んでいて子どももできてという話だった。それに惹かれて行こうと思った!
~その記事を書いた方、あのおうちですよ、畦道に下りると棚田もさらに見え方が違いますよ、案内しましょうか。~
「いえ、新幹線の時間があるので」
棚田の里は好きであちこち回っている。あっちにもいった、あれも見た。が、ここの里と棚田はまた違う味わいを感じる、、といった感想を残して帰っていかれましたよ。
千葉と上世屋が居酒屋にあった丹後を発信する雑誌記事をきっかけに新幹線とレンタカーでつながったという不思議にちょっと感動しました。
これからに必要なすばらしいものは地方にある、それを求めて新幹線で、レンタカーで、自動車道でちょいと!世の中はそうなっているんですねぇ、その受け皿を、たとえば「せやエコ&ジオミュージアムビジターセンター」というかたちで、誠意をもっておもてなし、サービスが提供できるように待ち受ける側がしっかりと作っておく、それが課題だとおもったことです。