宮津エコツアー · マツ食い虫の消毒

マツ食い虫の消毒

 天橋立は、白砂青松が守られてこそ「日本三景」。松枯れの原因の多くは、マツノマダラカミキリとマツノザイセンチュウが原因だと言われています。マツノマダラカミキリの幼虫は、春から初夏にかけて成虫になり、やがて松から飛び出します。この間にマツノザイセンチュウがカミキリの体に乗り移ります。この時季をねらって、松に消毒液の散布が行われているわけです。

 薬剤散布方法は三つ。スプリンクラー散布、ラジコンヘリ散布、地上散布です。人家等への配慮から、場所によって異なります。下の写真は、小天橋の廻旋橋近くで、スプリンクラーの準備がされているところです。

 作業開始時間は、地上散布とスプリンクラー散布が午前6時30分から、ラジコンヘリ散布が午前6時からで、大体風が穏やかな午前中に行われています。

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