宮津エコツアー · 『身近な雑草の愉快な生き方』と『チョウチョはなぜ菜の花にとまるのか』

『身近な雑草の愉快な生き方』と『チョウチョはなぜ菜の花にとまるのか』

2012/06/27
すごいことをいう人がいるもんです!「昔話の中に登場する「聞き耳ずきん」という頭巾がある。これをかぶると鳥や獣の離すことがわかるようになるという代物だ。この本をお読みいただくあなたは、きっと雑草の世界を感じる「聞き耳頭巾」を手に入れることになるだろう。」稲垣栄洋さんがその人。

 

身近な雑草の愉快な生き方』(ちくま文庫)のプロローグの一節。だいたい、自信たっぷりな宣伝文句はたいしたことないのが多いのですが、なかなかどうしてすごい内容です。多いぬふぐ利、(オオイヌフグリ)の花の受粉戦略なんか爆笑。また、負けず劣らず、植物ファンを魅了しているのが、『チョウチョはなぜ菜の花にとまるのか』(草思社)。彼は、葉から葉へひらひら飛ぶモンシロチョウにインタビューを敢行、なんとその秘密をしゃべらせているのです。さらに、この本は、「今まさに逆境に立ち向かっている方々」」に読んででほしいと著者はコメント。、雑草こそ、「したたかでたくましく」「逆境に立ち向かいつづけ」ているのだから、この本は、人生の「力強い応援歌」となるはず。と。不肖私も、好むと好まざるを問わず、「今まさに逆境に立ち向かっている方々」の一人!期待を裏切らない一冊。、
実は、私のブログネタの多くはこの書から!!。だまってしったげーにいっとりゃあええのに(^.^)。世屋の夏を楽しむ草花観察会の前に読んでいただければ、「楽しさ」倍増と思ったものですから、舞台裏暴露。

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