宮津エコツアー · 夢のスケッチ

夢のスケッチ

京都新聞のある記事。
大見出し「50歳以上が9割 200人参加も」
横中見出し「山の三角点を通るトレッキング 人気」
縦小見出し「京都バス 安全に配慮 10人以上同行」
写真とキャプション(本格的な登山が楽しめると人気の三角点トレック 高島市)
・・・・・・
「50歳以上が9割」   「 山」   「トレッキング」 こんな言葉に反応したのでしょう、ブナ林や里山(棚田と岳)のトレッキングなどで世屋のガイドを利用いただいた方と共通しているので。
それが「人気」だって?「200人」も参加しているって、その秘密は何?「安全に配慮」!具体的には?「10人同行」なるほどそりゃすごい、で、それはどこがやってるの?「京都バス」フームム。世屋部会エリアの「岳山」も640mながら「三角点」じゃないですか。
・・・・これは読まざるを得ません。記事には、このツアーは「1996年に始め、これまで京都の北山や比良山系などの山で、約120回開催した」。世屋のツアーに京阪神から参加いただいた方の中には、このツアーを利用されている方がいらっゃるかもしれませんね。「往復バスを利用できることと安全管理」これが「人気の理由」。バスについては、参加費が往復で、1100円含む資料代。安全管理については、「登山になれた社員が下見し、登山道を整備。10人以上がツアーに同行し、分散して誘導している」。
この事前の下見、整備、また複数ガイドの対応、これは世屋部会のやってきたことじゃありませんか。「エーゲ海クルーズツアーよりよかった」とは里山・岳ツアー参加者の感想。世屋の里が他に比べても遜色のないトレッキング資源を有していることは評価済みです。「ハイキングよりも健脚者向き」でという注文にも、たとえば、
■下世屋~松尾田んぼ~岳 ガラシャ夫人隠棲コース
(バス降車下世屋 岳下待ち受け)
■ 世屋姫神社~上世屋棚田~岳  日本の里・棚田直登展望コース
(バス 同上)なら、こたえられるのでは。
7月7日に催行予定の「三谷峠・なっちょコースツアー」は、標高812m、歩行距離約9km、ということです。その歩行距離なら、
■岳登山口~岳~高山ブナ林~内山~五十河 丹後半島分水嶺コース(バス降車 岳下 乗車 五十河)
が相当するのではないでしょうか。

あちらにニーズが生じており、こちらにもソフトがある!のです。なら、あとはハードな部分。京都の北山や比良山系と丹後との距離差は、自動車道整備により、ぐーんと縮まっています。北部観光コーディネータ養成研修受講者の短絡的な頭は、ぴぴーんとスケッチします。そして、勝手に夢を見ます。京都に京都バスがあるなら、我が丹後にも、「T海陸観光バス」。そこに限らず健康志向の中高年の要望を吸収し、観光立地、地域振興につなげる意義を認め「円滑に安く」ソロバンをはじいてくれる関係者はあるのではないか、と。

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