2012/07/24
「おじゃましてます」と水田の草たち!
オモダカ、タウコギ、ノビエ、タマガヤツリ、アゼナ、キカシグサ、コナギ、ホタルイ、すぶた、ミズガヤツリ、ウリカワ、ヒルムシロ、クログワイ、イボクサ、クサネム、ウキクサ、、、、etcこれら、水田に生える草たちです。美しい色のかわいい花をつけます。
けれども、水田のおじゃま草。栄養を横取りされる、水温は上がらない、病気の元になる。収穫量や米の品質に影響します。生やしておいてええことはありません。
世屋のお百姓さんは「蚊やアブみたいなもんですわ、、あっちいっとって、はいらんといていうてわかるもんならええですけどなああ」と、こぼします。強制退場させられんものかとなやみます。
けれども、、化学兵器を使ってまで安易な強硬手段には訴えません。このクサに効くこの薬というのが開発されているそうです。しかし、紙クロマルチで抑制するか使ってもごくわずかかでしのぎます。
(↑ 馬場の田)
「あんたらがおらんようになったらなんかこわいで」。山から湧き出る清浄な一番水がはぐくむ命たちとぎりぎりの共生関係を保ち続けます。
だから、世屋米は安全で美味いのです、
(↑ イチョウウキごけ 京都府レッドデータ絶滅危惧種 積雪によって乾燥から守られる冬を越せる所に残っている)環境変化に弱い絶滅危惧種イチョウウキゴケを生育させながら作る、世屋米の値打ちはそこにあります。