2012/08/23
小五の男の子、小二の女の子二人計三人つれて、大阪から木子のペンションに見えたAさんファミリー、夏休みの思い出になる体験をさせたいがどんなことができるか相談をうけました。「また来たいと思います・体験パンフ」も見ておられて、『90分里ガイドウオーク』を想定されての相談です。子供さんを中心にした夏の里山体験!Mさんとも連絡を取り合いながら、プランを練りました。トトロの家(合力の家)探検、草道裸足歩き、ツユクサ染め、柿渋塗り、イナゴ採り、ナデシコ種採り、トマト採り、トンボ採り、、、、!
しかし、どう練っても、小五の男の子、小二の女の子二人に対応するのに、これに勝る子供の夏の里山体験プランはない、という結論。つまり「世屋の子キッズの夏プラン(ソバ蒔き・夏野菜採集と昼食作りその他)」!何がいいといって、異年齢の子供同士が、混じり合うということがいい!子供に体験を、それは、「発達」ということと同義。子供を「おきゃくさん」にしてはいけません、刃物も火も土もみんな本物、真剣に向き合う具体的な体験と仲間と一緒にがその条件。Kさんに連絡を取ったところ受け入れ可能とのこと、それをAさんファミリーに紹介、関心を持たれて参加が実現。
夏野菜は、地元の農家が畑を開放してくださいました。
「あまーい!」歓声が上がりました。
手で牛糞も蒔きました。
本物の包丁で野菜を切りました。
竈でご飯を炊きました。
60人の食事の準備を子供たちがやりました。
■水蒸気が目にしみる!「それ、煙っていうんや」ははは!
■からだにいいものは みんな おいしー!
ソバ蒔き・夏野菜採集と昼食作り
映画のような光景!
具だくさんのお味噌汁の入った什器は旧家に伝わる漆塗り
すわっているとこ、「えんがわ」っていうんだよ、回転寿司じゃないよ。
おこげはお店にうってないよ
それぞれに子供が主体になるように、段取りと配慮が行き届いていました。
おかげで、三人の子供さんたちの心の中に何か夢の種が蒔かれた世屋の里の夏体験になったのではないでしょうか。
ナデシコはみてもらったかって、そりゃあ抜かりはありませんよ!スタートはそこから、種も持って帰っていただきました。
サンショウモはどっしたって、それも計算にはいってますよ、増やした分を「ペットに入れてお土産」!
ソバは100日、秋の彼岸には花が咲き、さらに一月で刈り取りをしていきます。
畑の様子、これからレポートさせてもらいますね。世屋の大地に種を蒔いたあなたたちは、「せやのこ」。これからも、ただいまあって帰ってきてください。