宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

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世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

回れぇ右イ!

DSCN0151回れ右

waaa

DSCN0156わあ

やらせでしたね、すごーい と 言うてほしかった!

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とりあえず、「春を告げ歌う小鳥たち」とタイトルをつけますか、ね。

huhuhu

股覗きしたら、言うてくれるやろか、sugo–iって!

 

すべて移ろうことが定め
家も建て替えられる、田も作り変えられる

その中で、頑固で一徹なこの守旧さ!

20240309_152312頑固に守りとおす頑固さ

面白く頼もしきものがいるものよ、、、、

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「応援したくなります、と思われる方、お便りください!」

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と、フクジュソウ、手紙を書く今年も春。

上世屋のワサビの花が咲いたで、見に来なれ!と、大宮町の周枳の知人から電話。

変な話です、ワサビの花が咲いたと電話するのは「上世屋の私」なのです、

ともかく見に行きました、大宮町の周枳まで上世屋のワサビの花を。

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こういう事情です。
世屋高原は、もと湖底海底が隆起したものです。砂岩泥岩粘土の層が交互に堆積しています、そのため、雨水が滲み込みやすく、起きた地すべりは大小数知れず、その崖のいたるところに水の湧きだすところがあります。ワサビにとっての好ましい生育地の無数にある世屋高原は、ワサビの楽園なのです。

20240310_101122湧き水

また、ワサビは人の体にとてもいいものです。

「ワサビに含まれている「イソチオシアネート」という成分には、大腸菌やサルモネラ、腸炎ビブリオ、黄色ブドウ球菌、O157といった食中毒の元となる菌の増殖を抑える働きがあります。お刺身やお寿司の薬味としてや、お弁当に被せるシートにワサビの成分を使うことで、食べ物を腐りにくくします。また、イソチオシアネートには、血小板を固まりにくくする効果もあります。これによって、脳梗塞や心筋梗塞の原因となる血栓を予防します。特に、ワサビ漬けにして食べると、酒粕の酵素との相乗効果で、さらに予防力が高まりますよ。また、ワサビに含まれている「スルフィニル」という成分が細胞の抗酸化物質を活性化させることにより、体内やお肌の老化を防ぐアンチエイジング効果が期待できます。さらに加えて、ワサビ独特のツーンと鼻に抜ける香りと辛味は、唾液の分泌を促して食欲を促進させる作用があります。また、デンプンを加水分解する酵素であるβ-アミラーゼも含まれており、消化吸収をよくしてくれます。」

このように、人にいいものは、実は、シカにとってもいいのです。

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このシカのすさまじい食欲から逃れるすべはワサビにはありません。なので、上世屋ワサビはほぼ壊滅。

いやあ疎開させておいてよかった、こちらの状況が改善されたら、迎えにいきます、それまで、どうぞよろしくお願いいたします、と種の保全を兼ねて、移植管理をお願いしていたのです。

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一つの種が一つ消えると、影響は昆虫など他に広く及びます。様々な環境を持つ世屋の里山は、多様な生物を育んでさながら山野草の楽園であったのに、いっきに崩壊の危機。

環境を守り抜くことはたいへんなことです。

20240309_152312頑固に守りとおす頑固さ

しかし、拱手傍観は、許されないです、民、教、行、官の連携のもと、状況調査と保全構想を構想 をたて、予算を付け、具体的に取り組まなければ、な、り、ま、せ ん、、、ぞ、なもし、いや、まじめな話、ほんとに。。

ワサビの恩返し、きっとあるはずです。

お、川北亮司先生

川北亮司先生ポスター最終版_page-0001 (1)

「2024,、ほっぺたつねってくれ、1924のまちがいじゃないか!

確かに2024年3月17日、間違いない 万歳バンザイばんざーーい」

その訳はこれ。

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切り取ります。

20240217_151821tennkomori川北コーナー

~へじゃあ、上世屋出身なの、この先生?~

話せば長いのでおいておいて、

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児童、子どもの暮らし方や発達の面から、丹後に長く深い関心を寄せてくださっている児童文学の作家さん。

20240218_180516 分かるか?わからん!いかなしゃあない

ここのコレクションは、宮津図書館をしのぐ蔵書量ですよ。

今お奨めはこれ、

20240309_123852ペガサス

牧場で育つ少女競争馬のお話,昭和57年初版「赤旗」(昭和55年)連載作品。

古いけれど、テーマは新しい。名作古典漫画です。主題歌の歌詞&楽譜も掲載。

ちなみにその時の担当編集者が、かの下里正樹さんとか。またこの本、今では、

「ヤフオク数量1個 !落札価格:4,600円入札件数:1(入札履歴)
開始価格4,600円入札単位100円
開始日時2020年11月13日 23時30分終了日時2020年11月20日 16時51分」

という値が付く希少本。

どうぞ、読みにいらしてください。

 

フクジュソウAdonis ramosaは、キンポウゲ科。
「キンポウゲ科には、アルカロイドやプロトアネモニンなどの毒性のある成分を含んでいる植物が多くみられます。成分の一部は医薬品として利用されてもいます。毒の強さは、手折った時に汁に触れると皮膚がかぶれるものから、口にすると死に至る危険なものまであります。茎を切ったり折ったりしたときに出た汁が肌に触れると皮膚炎や水泡を引き起こすことがあります。」

食うな、食わば死ぬぞ!とフクジュソウは言っているのに、虫媒花です。この蜜でなければ物足りない、といって吸蜜するすごい虫がいるんですね、

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さて、能登半島の「のと」は、語源はアイヌ語で、突き出た形を意味する地形語と言います。丹後町の「後ヶ浜・ノチヶ浜」の「ノチ」同じという解説もあります。では、標準和名でフクジュソウという花を、北海道のアイヌの方たちはなんと呼んでらっしゃたのかなと思って、チェックしてみました。
札幌発のサイトに、語り伝えの説明が丁寧で、好感度120%の説明を見つけました。

https://homepage-nifty.com/y_misa/sansaku/haru/haru47.html

引用させてくださいね。

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「 正月の祝花用として栽培もされている福寿草は、元日草とも呼ばれます。根を煎じて飲めば強心剤としての効果もあるといいます。(え、?)
アイヌ語では「クナウ・ノンノ=クナウの花」と呼びますが、これは雷の神の末娘である霧の神クナウの名から付けられたものです。
クナウは神々のなかでも最も美しい女神でしたが、父の雷神は大地の支配者である醜いモグラの神と結婚させようとします。しかし、この縁談を嫌ったクナウは婚礼の席から逃げ出すと、ひとり草むらに隠れてしまいました。けれどすぐにモグラの神に見つかってしまい、その怒りにふれて一本の草、つまり福寿草に変られてしまったのだと伝えられています。

※ちなみに、これがモグラの地下王国の出入口。また丹後弁では「もぐらもち」

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では、どちらが古い形かというと、丹後弁のもぐらもち。平安時代には土を盛り上げるという意味で使われていた、その「もつ」が落ちたとされます。さらにこのモグラの漢字に『土竜』があてられて驚いているのが当のモグラ。『土竜』は中国ではミミズのことなのですから。、、、、

もうひとつ、魚のイトウ、アイヌ語ではチライが川を遡る頃に咲く花だということで、「チライ・アパッポ(イトウ魚の花)」という呼び方もされるようです。

野幌森林公園内では、春の初めに散策路沿いにたくさんのフクジュソウを見ることが出来ます。それこそ、どこででも見られる花なので、この花が『絶滅危惧種』に指定されていることを知ったときには、本当に驚いてしまいました。

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『絶滅危惧種』指定に驚いたとおっしゃってます。明るい広葉樹林の下が生育場所。都市化と園芸目的の採集そして、そこに生え込もうとする笹やススキ、竹等から守ってやれるかどうか、がポイント。そこを頑張ってらっしゃる所も多くありますが、その一つ。

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長野市七二会小坂地区のフクジュソウ群生地
1ヘクタールほどの斜面に約5万株が植わる。整備を行う小坂福寿草群生地愛護会の北島和彦事務局長(72)によると、花は2月末に咲き始めた。今月中旬に見頃を迎え、4月上旬まで楽しめる。27日まで、フクジュソウの苗などを販売する「福寿草まつり」を開催中。「急斜面に密集して咲く光景を楽しんでほしい」と呼びかけている。

この愛護会方式、上世屋でも参考にしてほしいとフクジュソウの呟けり、

その呟きを、受け止めて、

「冬風去れとフクジュ花 菜の花のごと 咲きており」

そんな状況を創りたい、ですね。

「く・ろ・も・じ」やて、
写真ベスト集162 くろもじ
 さすがにお女中たちは、のどやかでたおやかでしなやかなお言葉を、お使いやすなア!

ほんに「優美高妙(ゆうびこうみょう)」で、あてら下々の物言いとはちがいますな

「くろもじ、、なんやねん、それ?」

Lindera umbellata
うっそー
点々はあるけど、黒ない、白いで!
うーん 却下、ね
で、下々のものは、なんとか申すのじゃ
へえ モチ花の樹とか呼んどります
なにゆえじゃ
餅花(もちばな)とは、日本の一部地域で正月とくに小正月に、ヌルデエノキヤナギなどの木に小さく切った団子をさして飾るもの。東日本では「繭玉」(まゆだま)の形にする地域が多い。一年の五穀豊穣を祈願する予祝の意味をもつとされる。左義長の行事で飾ったり、食べたりする地方も多い。
モチとはなんじゃ
「かちいい」とかっては申しておりましたが、下品ゆえ、「おかちん」ともうしております、それですよ。
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さて、その「クロモジをケーキに」との見出しでニュース。
 いい機会なので、クロモジ、それは中世宮廷女官言葉の一つであろうという語源噺をひとくさり。
、、、、、、
「女房言葉(にょうぼうことば、女房詞)とは、室町時代初期頃から宮中や院に仕える女房が使い始め、その一部は現在でも用いられる隠語的な言葉である。語頭に「お」を付けて丁寧さをあらわすものや、語の最後に「もじ」を付けて婉曲的に表現する文字詞(もじことば)などがある。

省略形や擬態語・擬音語、比喩などの表現を用いる。

優美で上品な言葉遣いとされ、主に衣食住に関する事物について用いられた。」
つまり、仲間意識を高める効果のある内内の隠語

のちに将軍家に仕える女性・侍女に伝わり、武家や町家の女性へ、さらに男性へと広まった。

女房言葉の事例
◆語頭に「お」が付く
おかか(鰹の削り節)
「お」+「鰹節」の「か」を2回重ねたものか。
おかき(欠餅)
当初は「鏡餅」を砕いて焼いて食べたことから。
おかず(御菜)
惣菜は数々取り揃えるものであることから。
おかべ(豆腐)
おかちん(餅 江戸時代)
「お」+餅を意味する古語「搗飯(かちいい)」が訛った「かちん」。内親王が初経を迎えると「赤のおかちん」を食べて祝った。

おから
大豆から豆乳を絞った後の残りかす。
おこわ(強飯:こわめし)
おさつ(薩摩芋:さつまいも)
おじや(雑炊)
「じやじや」という煮える時の音からというが、語源不明。
おすもじ(寿司)
おだい(飯)
「御台盤」の略語。食器を載せる脚付きの台の意から、転じてご飯の意になった。
おつけ(吸い物、味噌汁)、おみおつけ(味噌汁)
「付け」は飯に付けて出すもののことを言う。本来は吸い物の意であったが、味噌汁のことを、味噌の女房言葉である「おみ」と合わせて「おみおつけ」というようになり、それが略されて特に京阪神で「おつけ」で味噌汁の意としても使われるようになったものである。
おでき(できもの)
おでん(味噌田楽、煮込み田楽)
おでんは本来は豆腐などを串に挿して味噌などを付けて焼く田楽の意であるが、焼かずに煮て調理する煮込み田楽が普及し、煮込み田楽の意で使われるようになった。
おなか(腹)
おなら(屁)
「鳴らす」から来た語。
おにぎり・おむすび(握り飯)
おはぎ(牡丹餅)
小豆の粒を萩の花に見立てた表現。
おはぐろ
元は「歯黒め」と言った。
おひや(水)
お冷。冷水のこと。
おひろい(歩行)動詞「拾う」から変化。
おまる(便器)
「放る(まる、ほまる)」は排泄を意味する動詞(例:放屁)。あるいは、衛生を保つ魔除けの「丸」の意味か。
おまわり
副食物。
おめぐり
副食物。主食を取り巻くように皿を並べることからか。
おまん(饅頭)
およる(寝るの尊敬語)「御夜」の動詞化。
言葉によっては、ごが付く場合もある。

ごん(ごぼう)

◆語尾に「もじ」が付く(文字詞)
おくもじ(奥さん)
「奥様」+文字
おくもじ(酒、漬物、苦労)
「お」は接頭語「御」
「九献(くこん)」の「く」+文字→お酒
「茎(くき)」+文字→漬物
「苦労」+文字→苦労
おめもじ(御目にかかる)
「御目にかかる」の「おめ」+文字
かもじ
母または妻「かか」+文字、付け髪の場合は「髪文字」
くろもじ(香りがあり黒っぽい幹の小低木。それで、口腔の掃除や歯ブラシとした。また、菓子を刺すのにも用いた。)

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(↑ クロモジとの出会い)

こもじ(鯉)
「鯉(こい)」の「こ」+文字
しゃもじ(杓子)
「杓子(しゃくし)」の「しゃ」+文字
すもじ(寿司)
「寿司(すし)」の「す」+文字
そもじ
「そなた」の「そ」+文字
にもじ(大蒜)
「大蒜(にんにく)」の「に」+文字
はもじい
「恥ずかしい」の「は」+文字
ひともじ(ねぎ)
当時「葱」と書いて「き」と一音で読んでいたことから
ひもじい
「空腹である」という意味の「ひだるい」の「ひ」+文字
ふたもじ(にら)
「葱(き)」が一文字であるのに対し、「韮(にら)」が二文字であることから。
ゆもじ(浴衣)
「浴衣(ゆかた)」の「ゆ」+文字
その他
こうこ(たくあん)

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(↑ この泉や看板も先輩たちの仕事やで)
こん(肴)
いしいし(団子)
青物(野菜)
なみのはな、波の花(塩)
なす、ナス(旧名は奈須比)
みずのはな、水の花、水の華(鮎、鱸)
へちま(糸瓜、旧名はいとうり→とうり)
くのいち(女の漢字、女性の忍び)
まけ(月経)

、、、、、、

地域からの高校生の学びが、花咲かせ風となって、丹後に吹きわたっています。

 

日輪が、山に隠れる位置を、左端から右に反転させて約三ヶ月

真ん中あたりに動いてきました。

DSCN0409 1月28日

その動きを見ているのでしょう、上世屋では、フクジュソウが春の彼岸花。

20220315_122107彼岸花

冬があるから春があるわけです、喉元過ぎれば噺かもしれませんが、やれやれ、の反面、

どこかに冬を懐かしむ思いもあります。

また来年まで、「お元気で」!

そこで、

2023年末から2024年3月の間の、丹後半島、海、山、里の冬景色、

振り返って、往く冬を見送りましょう、

① 丹後半島冬景色・世屋街道の除雪

20231217_154315丹後半島冬景色雪は楽しみがありますな 雨よりも

除雪車二重連で行う日置から木子間の世屋街道除雪は冬の名物。

20231217_154137丹後半島冬景色 除雪

② 丹後半島冬景色・小雪の停車場 丹後大宮駅

DSCN0003丹後半島雪景色 停車場

③ 丹後半島冬景色・海

DSCN0104丹後半島冬景色

波の白は、海と山の冬の対話。

DSCN0041丹後半島冬景色 栗田半島

波路遥かな水平線に白山、、、、

DSCN0099波路はるか水平線に白山

大きくしてみましょうか

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雲じゃないですよ。

白山は、丹後から東北東の方向、約250kmあたりです。

DSCN0090白山浮く

冷え込んで海面から蒸気の立たない冬特有の光景です。

雲も冬。

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④ 丹後半島冬景色・五十河の里から見る半島南西端の稜線

DSCN0186丹後半島冬景色 五十河から半島山塊春かいえいえ

竹野川の源流は、ブナの山。

DSCN0233ブナ水

コミュニティバスの向かうのは半島奥里へのかっての表玄関,小町終焉の里、。

DSCN0284丹後半島冬景色

⑤丹後半島冬景色・世屋高原まるや農林園

DSCN0369丹後半島冬景色 冬のアスペン農林園

雪の先触れ雲

20231230_153728丹後半島冬景色

⑥ 丹後半島冬景色 上世屋の雪樹

ばっさか桂

20231217_154714丹後半島冬景色 カツラ 上世屋

世屋姫宮の上の雪柿

20231217_155106丹後半島冬景色 雪柿

⑦丹後半島冬景色 後ずさり百姓の夢継ぐ地滑り高原

上世屋ノウダ田んぼ

DSCN0121丹後半島雪景色 上世屋たなだ

「生き代わり死に代わりして守った」100年の文様は、国の宝物。

DSCN0454幻の棚田ライン くっきり

松尾田んぼ 50年前には、日置からロープウエーの夢構想

DSCN0378丹後半島冬景色 松尾高原

⑧丹後半島冬景色

日置扇状地棚田の冬水田んぼ

DSCN0337丹後半島冬、、、ありゃ でもまあ冬景色

伊根日出浦夕景 雪雲の覆い余す向かいは舞鶴、

DSCN0171丹後半島冬景色 伊根の夕景

この山を目指して引き揚げ船、、、。

⑨丹後半島ラスト冬景色

半島の山に春の名残り雪~森本から

DSCN0109森本

樹に差す日差しも春

DSCN0052丹後半島冬景色 樹液の智恵

打たれりゃちょっと痛いけれどしょせんは啓蟄霰

DSCN0308決断

冬どん、ありがとがんした、また12月に会いましょう、お元気で!

 

このラッピングカーの里山スチール、最高!

20240303_142750このラッピングカー最高

「それで、大阪まで行ってくれ!」と本物。

20240303_142702モデル

かみせやでは、3月になってから、冷え込みが続いています。

20240302_190010寒夜

(ばっさかのカツラ)

さて、林の木の異変、

20240304_161111おねしょ 冷え込んだので

「おねしょしちゃったの?ここへ来ての冷え込みのせいかなぁ!」

そんなわけなかろう

20240304_154425そうかえ 冷え込むと吸い上げるんだえ理屈かも不凍液

よく出るのは、寒いときの方、どうもそんな様子なのです。

としたら、では、なぜ?と、M君に振りました。

「冷える日、、、、??????、、、むかしの車だけど、しんけん冷える日には ラジエターに不凍液入れとけよ、いわれたけど、そのようなことだろうか!」

なかなか筋のいい見当を立てるので、感心しました。

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カエデたちは、気温に対して、これくらいに細かな対応力を手に入れたから、高原に定着できたのだと、改めて思ったことです。

Ⅾearカエルくん、かえるちゃん、かえる様、びっきどん、、

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ヤマアカガエルが森の泉に産卵しておりました。

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そなたには、里の命たちの礎になってもらいたい、里山をデザインされた神様はカエルたちに、そう告げられました。カエルたちは神様から委ねられたそのミッションを果たし続けています。

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その忠実さに、ただ頭を下げるのみ、あらためて、Ⅾearカエルくん、かえるちゃん、かえる様、びっきどん、、!

-5度くらいの冷え込みだったのでしょうか

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垂氷・たるひ、崖を垂れ流れる水を垂水・たるみ、垂氷は、垂水が氷結したもの、では、「つらら」、氷は「つらつら」しているでしょ!と語源辞典。

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さて、日本でもメープルシロップが作れる?というとそれはサプライズという表情をされますが、メープルシロップはこのような冷え込みの中で、風にさらされながらも生きていけるカエデの仲間の樹液をいただいて作るのです。

カエデにとって、標高600m前後の高原を持つ丹後半島は、実にいい環境なのです。

では、樹液という点からみて、昨日今日のように冷え込むとき、カエデなどの樹はどのように対応しているのでしょうか。

緻密に調べたサイトがあります。

【メープル物語】には何か関係がある? | 片瀬志誠の自然誌 | Mashu Kussharo Nature Blog (shinobukatase.com)

樹液を吸い上げるのは、どうも「昨日今日のように冷え込むとき」のようなんですね。

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参考になさってください。

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