脚に注目しました。
か細い、、、その脚が支える体との釣り合いがいかにもアンバランス。なのに、飛越できる障害の高さ2m。
そして、この眼。
夜九時、赤外線暗視カメラ内蔵かと思うほどわずかな星明かりに反応できる眼。
この超能力、草原の食物連鎖の中で被捕食者としておかれた位置のなかで獲得したこと。それを思えば、愛おしく思えますが、いまは、里山生態系のトップ。
山間の里山は、維持管理体力が著しく落ちています。その草地を食い荒らし踏んづけるのです。
エンゴサクやケマンソウが咲いていた土手は地肌むき出し。
こうなってさしあたり影響を受けるのが、ウスバシロチョウ。エンゴサクやケマンソウが幼虫の食草なのです。
哀しい、あかんぞ、かといって大規模に手は打てない、しかし見守れば、何かできるはず、見つかるはず、そんな気持ちで、世屋川流域里山レンジャーを4月から始めます。お問い合わせください。