2012/11/02
観光まちづくり、「感光」地域興しは宮津、世屋の課題です。それは伊根町も同じです。
その伊根町で「観光まちづくり大学」が開設されたということです。その受講生の方たちが、世屋にみえました。
第一回講座のお題は、山と海、そのつながり! 伊根町はうみとやまの町。海と山は、ものとも、人とも、命とも深くつながっています。海だけが潤ってもいけません。山と海がつながって潤うことが町の課題です。
では、どうつながるのか、先ずは山で暮らす挑戦、山の自然を生かす試みを見てみようと、その候補に世屋が選ばれたわけです。
具体的には、合力の会と家を主宰される井之本さんの視界を現地で学ぶという企画でしたが、井之本さんの計らいで、世屋・高山ガイド部会にも声をかけていただいて、わたしと、ミドリムシさんとで参加させてもらいました。
印象的だったのは、船屋を見てもらうことが観光化の目的でなく、伊根の基本産業の漁業などの活性化につながることに意味があると考えているとおっしゃったことでした。同じことが世屋のエコツーリズムにもいえるからです。
また、山で、特に広葉樹林の腐葉土で生成される微量金属・フルボサン鉄が海を豊かにすることが明らかにされています。見えないところで、海と里は緊密に結びついています。
遠来のお客さんから見れば、世屋と伊根は指呼の間。
海と山の「日本の里」どうし、相互に、伊根いってみなさいよ、 上世屋いってみなさいよ、という関係の深まることの意義ははかりしれません。
交流に交ぜていただけたこと、感謝感謝です。そして、海に魚は泳いでいても、ブナのモミジはみられません!山の景色はきれいでも、美味しい以下は釣れません、相互の良さを知り抜いている海と山のガイドさん同士で、共同して企画を作ってみたいですね(^.^)、