紅葉前線が下りてきました。。北西からの雲の動きが速いです 木子からあられの便りが届けば、丹後は冬。
(↑ 内山山塊 撮影日時 2013/11/11 16:47)
さて、熱帯でも寒帯でも、植物は[落葉」しません。植物が温帯で冬をしのぐのに身につけたのが、「落葉」という方法。
広葉樹たちは、日照時間や気温の変化を感じて水道管の蛇口を閉め、落葉の準備を始めます。水の行き来がなくなると葉緑体が壊れます。 緑色が消える、ここからがもみじの始まり。
黄色になったり、赤くなったり、では、黄色と紅と、どちらが多いと思います?黄色葉と紅色葉に分かれて、源平の闘いのようにたたかうとしたら!あなたは紅色葉派、わたしは黄色葉派、勝つのは、、、(^.^)
戦力分析しましょう、
黄色葉組→コシアブラ ニガキ えのき ハギ ヤマイモ たかのつめ フジ イタヤカエデ アワブキ カツラ、、、
(↑ たかのつめ)
紅色葉組→ウリハダカエデ ハウチワカエデ ハゼ ツタウルシ ヤマモミジ ウルシ ツタ、、、
あなたが勝ちますか、わたしが勝ちますか(^.^)
ちなみに、万葉集では、「黄葉」と表記している歌が圧倒的におおいということ。
例えば、
「秋山の黄葉(もみち)、あはれとうらぶれて、入りにし妹は、待てど来まさず 」7巻 作者不明
(↑ イタヤカエデ)
なぜ、黄色や紅に変わるのか、その説明は不可欠です。また、黄色になるものについては、なぜ赤くならないのか 紅くなるものは、なぜ黄色くならないのか、それぞれに理屈があります。
モミジの秘密を巡る頭の体操を、お客さんと愉しむことができれば最高です