「めっちゃええねん、ロケーションが!金治郎さんの立ってはるとこの。」
「だってねぇ町の中で薪を背板で背負ってはったかて、なんか似あわはらへん!せまっくるしい鉄筋の谷間で。やっぱ、里やで山やで、空やで、そういうことでいうたら、この金さんのロケーション、日本一ちゃうか(^.^)」とおっしゃるかたもある上世屋分校跡地に立つ金さん。
材もよし品もええと言われます。「二宮金次郎像」は一つのモデルとしては、世界で最多と言うことです。世屋の金さんは、どうゆう由来を持つのか、作者は地元の石工さんなのか、産地からの取り寄せ物なのか、ぼんやりと思っていましたら、 「現代に通じる危機管理のお手本、町興しの元祖として、上記の皆様と一緒にニノキン・ブームの再来を願って止まない」と「ニノキン像の系統」を研究されている《 湘南 研究所》さんのブログに行き当たりました。。
それによると、
「二宮金次郎像の意匠の系統は、たぶん「3つ」に集約されると思うんですよ。
1つは、最初に作られた「初号機」を元祖とする、関東系の「銅像」 2つ目は、愛知県の前芝小学校の「二号機」を元祖とする、中京系の「石像」 3つ目は、富山県の平和合金で作られた量産タイプを元祖とする、北陸系の「銅像」 」
とおっしゃいます。
世屋の金さんは、石像ですから、2つ目は、愛知県の前芝小学校の「二号機」を元祖とする、中京系の「石像」、このタイプは、「袴をはいていらして、左足前」型なのだそうです。世屋の金さんもそうです。 この型は「大正十三年に、廻船問屋を経営していた加藤六蔵と、その書生で彫刻の勉強をしていた藤原利平コンビによって設立された」ものだそうです。
金さん、、、あんたは、愛知県生まれか?