中学校へは下駄を履いて通いました。歯や鼻緒は取り替えて台は長く使えました。二年生ぐらいまではそうでした。 登校時にはなかった雪が下校時には積もることもよくありました。そういうときは困りました。葉と歯と歯の間に雪が挟まるのです。ちょっと歩いては落としちょっといっては、その繰り返し。リョウホウ均等に挟まるわけではありませんでした。ねんざなんてこともあったのでしょうけれど、逆にそのことでバランス感覚が養われたのかもしれません。、、、それも裸足。そんな時代がありました。その下駄の材がこの木だと言うのを知ったのはずうっとあとのことでした
朴、葉の大きさや花が話題になりますが、すっくと立ち上がる姿が男らしくて素敵です。
ちなみにホウ。モクレン科。刀の鞘はこの材と決まっていました。
何でも錆びない成分をもっているということで。
そうなんですか、、、科学的にはどう説明されるんでしょう。教えてください。