あした、天気になーれ
2012,5,3
5月4日、大津からのお客さんの案内は、Yが対応します。ファミリーです。両親と、小4の男の子。子どもさんに自然体験をさせてやれるところをとさがされるなか、インターネットで、ガイドウオークや里の伝承体験を掲載している宮津エコツー「HP」にフィットしたという経過です。(エコツーもいよいよ、ネットの時代ですなあ!)
そんな意向を踏まえて事務局の方でコーディネートのお手伝い。計画は、2泊3日。具体的には、1泊は伊根の民宿、2泊目はしおぎり荘。1日目に伊根で、釣り体験。 2日目午前中に天橋立ウオーク、午後、世屋で里山体験。3日目に柿渋塗り体験 という形で実施されることになりました。天橋立ウオークは橋立部会、柿渋塗り体験は物作り部会が担当されます。
世屋の里山体験は、当初、合力の会の田植えに関心があったようです。田植え体験をさせてやりたいが可能だろうか、と。合力の田植えは、大人子どもさまざまに混じっての手植えです。そこに参加されるのが理想です。が、日程が合いません。そんなことで、田植え話はキャンセルだと思っていました。
けれども、上世屋では時季外れの田植えでも、平地ではやっているじゃないですか。なんと、田植え体験へのこだわりは生きていたのです。どうとかなる話かどうか、あらためて問い合わせてみました。「エコツーで田圃作ったらええやんか」とIさん。「いつでもどんなお客さんにもあいてできるし。」ごもっともな提案です。「きよっさん、今年からつくらん田があるいうとるそ、ちいさいで、てごろや、」とKちゃん。おいおい、あさってのことやぞ!、、、そんなことです。、、、、アウトやな!わけをいって断らないととあきらめかけました。
そんな中で、耳よりの情報を寄せてくれたのが、Mくん。「松尾で、Nさんが連休にうえるだいうとんなる、機械だけど、四隅は手でうえなあかんところがでる。そこ、たのんでみたらどうだ」。さっそくNさんに電話してみると、「一坪ぐらいなら。」それだけあれば7,80株は可能です。そんなことで、田植え体験セーフ!ここだけ、いまだけ、貴方だけ!そういう気持が明日を開く!!エコツーは、人と人と人と人と人と人と人と人と人と人とのネットなんだと、今回も勉強しました。
そこまでしてあげる必要があるの?と親切な問題提起もあります。はい、じゅうぶんにうけたまわっておきます。が、お客様は神様、ご無理ごもっともの世界がツーリズム、(でっせ!)、期待の連休の一度しかないせっかくの旅に、宮津を選んでくださったのです。世屋の里を選んでくださったのです。ご馳走するのがおもてなし、走り回って走り回って段取りするのがご馳走、あぐらをかいてる店は口コミで広がります。