おめでとうございます。
昨夜来の雷は収まって、野山には溢れる新年の光りと新年を言祝ぐ命たちの声。
丹後には珍しく明るい温暖な年明けです。
これ、何両?
一両ノー十両いえ百両いえいえ千両ノーノー「万両=マンリョウ」似たような実を付けるもののなかでも、もっとも豪華として「マンリョウ」。その万両が年の初めから輝きをはなっているのだから、これはありがたさいやます年明けです。
さてさっそくコンビニへ、目当ては毎日新聞。
「観光って何だろう。温泉に入ってカニを食べること? それも楽しみだが、その語源は、各地の光を観るという意味。日常から離れ、知らない世界に浸るために、人は旅をする。風光明媚な世界遺産もいいけど、隣町の漁村・山村には、あなたの器を大きくしてくれる発見が隠れている。毎日新聞は今年、府北部を舞台に新たな観光ジャンルを創り出すべくトライします。「海の京都の暮らし観光」。驚きの世界が、ここにある。日本の源流を探す旅へと誘います。」と安部記者。
たとえば、「「漁師は魚の命をもらって生きている。海に感謝する気持ちを失ったら、そこで終わりだ」と話す(にしぐちさん)。8キロを超える大物が捕れることがある。おなかに大量の卵を抱える雌だ。そんな時にはタイを抱え、網の外に、そっと帰すという。「くれぐれも、乙姫さんによろしくな」といいなか゛ら。」
最高じゃないですか。自然に暮らしをゆだねる達人たちは野でも山でも海でも一様におなじことをおっしゃいます。
山は世屋高原と海は伊根、それぞれの山幸彦海幸彦が登場する予定もあるとか。このライン、実は「伊根」の「伊」、「せや」は「勢屋」で、合わせて丹後の「伊・勢」ライン。強力な源流回路なんですよ。
海の京都をブームに終わらせてはならない、生産地(者)と消費地(者)とをいかに幸せな形で結ぶか、を問う企画、
これぞ『エコツーリズム』、安倍カラー爆発のお奨め企画ですよ。